夫の転勤で引っ越しなのに夫は会社に行って役に立たない!
結婚以来の初めての引越しは、主人の転勤によるものでした。
しかも主人の転勤は突然で、先に主人だけ赴任先に行ってしまい、私一人で準備をすることになりました。
まず、飼っている犬は連れていけないので、主人の両親に預かってもうらことにしました。
犬の所有者が変わるので、市役所の電話して所有者変更をしてもらいました。
一番安い引っ越し業者を探して見積もりが終わると、一人で荷造りが始まりました。
家は残していくので、全部の荷物を持っていく必要はなく、一軒家からマンションへ必要最小限の荷造りを始めました。
少しでも安い費用で上げたかったので、荷造りは業者に依頼しませんでした。
荷物をまとめ始めると、いかに無駄な荷物を持っていたか、分かりました。
なんとか荷造りを終え、いよいよ引っ越し当日を迎えました。
翌日には、やはり主人は会社に行ってしまいました。
残されたのは、2歳の息子だけでした。
息子を自転車に乗せて、地図片手に市役所まで行き、転入届を出しました。
地方サービスは自治体に寄って違うということを思い知りました。
でも、他府県から引っ越してきた私たちを市役所の方々は優しく接してくれました。
転勤で連れて行かれる場合は、会社で働く主人の生活は殆ど変化がないものの、子供と二人知らない町にポツンとおかれるのは、とてもストレスが溜まりました。
でも、知らない町で親切にされたり知らない所を地図片手に歩くことで少しはたくましくなれた気がしました。