引っ越しにともなう不用品処分

引っ越しにともなう不用品処分

 

引っ越しをするときには、荷物の整理や不用品の処分が必要になります。
以下は、不用品処分のためのいくつかの方法です。

 

引っ越しにともなう不用品処分ステップ1.リストアップ

まず、引っ越し前に不用品のリストアップをしましょう。
使わない家具や家電製品、衣服、書籍、文具などをリストアップして、どのアイテムを処分するか決めます。

 

引っ越しにともなう不用品処分ステップ2.寄付

まだ使えるものは、寄付することができます。
寄付先は、リサイクルショップやチャリティ団体、地域の福祉施設、教育施設などがあります。
寄付することで、不用品を再利用することができますし、誰かの役に立つことができます。

 

引っ越しにともなう不用品処分ステップ3.リサイクル

リサイクル可能なものは、リサイクルセンターに持ち込んでリサイクルしましょう。
リサイクルセンターでは、金属やプラスチック、紙などを分別して回収し、再利用することができます。

 

引っ越しにともなう不用品処分ステップ4.ゴミ出し

処分するものがあれば、自治体の指定するゴミの分別ルールに従って、不用品を捨てます。
分別ルールを守ることで、環境に配慮した処分ができます。

 

以上のように、不用品処分にはさまざまな方法があります。
引っ越し前に、処分するものをリストアップし、必要ならば寄付やリサイクルを検討して、環境に配慮した処分を心がけましょう。

 

引っ越し不用品処分その1.家具の処分

引っ越しをする際には多くの不用品がある事に気が付いて愕然とすることでしょう。
品物は次から次に欲しくなりますが一旦手に入れた物はなかなか手放したくないものです。
例えそれが思いで多いものなら尚更です。

 

まず絶対に残したいものと手放しても良い物との選別をしなければなりません。
どうせ引っ越しするのだから新しく買い換えようとする物、まだ使えるからそのまま持っていくもの、例として幾つか上げてみます。
まず家具を如何にするかでしょう。

 

以前の古い家はクローゼットが無い事も多く殆どが洋服箪笥、整理箪笥を購入したものですが、最近の新築住宅にはクローゼット等の収納が多くセットされていてそれら箪笥が必要のないことが多い。
一時はもったいないからといって持ち込んでも、それがあるだけで部屋が狭くなるし新築の部屋に不釣合いなことに気が付きます。

 

そこで引っ越し前に家具の処分を考えるのですが、それがまた厄介です。
不用品買取の業者を呼んでもまず引き取ってくれません。

 

家具は好みによるものですからまず業者が引き取っても売れません。
小さな整理箪笥くらいは売れますが運んで仕上げをするには費用がかかり業者も持って行ってくれません。

 

何故、彼等は高価買取の宣伝文句でお客を釣ろうとするのでしょうか。
彼等とすれば呼ばれて行った先で不用品廃棄を持ちかけますが全て有料です。
その費用稼ぎと考えていいでしょう。
業者によっては悪質なのも居ますので、彼等を呼ぶ前には必ず電話で見積もりを取りましょう。

 

引っ越し不用品処分その2.家電・電気製品の処分

引っ越し時に気が付きますが生活用具の中でも電気製品の占める割合は大きい物です。
身の回りを見れば如何に多くの家電製品に囲まれて暮らしているかお判りでしょう。

 

電気製品でも必ず必要な物と、有っても無くてもどちらでもいいというものが必ずあるものです。
家庭で絶対といって良い程設置されているものにテレビの受像機、冷蔵庫、洗濯機、エアコンがあります。

 

これらを不用品として処分するには、リサイクル法によって家庭ゴミとしては廃棄できません。
リサイクル法ではエアコン・テレビ受像機・電気冷蔵冷凍機・電気洗濯機乾燥機の4品を指定しています。
よって不用品として処分するには様々な方法があります。
それは後ほど説明することとして個々の電気製品の説明をします。

 

テレビの受像機は年々画面が大きくなり奥行きも薄くなっていますが、昔のテレビ受像機は30インチ以上が大型テレビでとても一人では運べません。
間違いなく不用品として処分されます。
電気冷蔵冷凍庫も年々機能も高度化し大型化されています。

 

やはり引っ越し時の買い替え対象品でしょう。
電機洗濯ドライ機も新製品ほど水の消費量が少なく電気代も安くなっていますので、買い替え希望品として人気が高いようです。
エアコンも年々省エネ化され機能も充実していますので古いエアコンを取り外し新居に取りつけはほぼありません。

 

そこで旧所持品は処分する事になりますが、新製品購入時に下取りとして販売店が引き取ってもらえる交渉をしましょう。
その他廃棄予定電気製品は、自治体指定の回収業者に引っ越し前に見積もりを取り最良の処分方法を考えて下さい。

 

引っ越し不用品処分その3.衣類の処分

江戸時代の着衣は着物でしたが上流社会なら何着も持っていましたが、庶民はせいぜい普段用と他所行き用の二着程度。
衣類は、一着を擦り切れるまで着続けたものです。

 

洋服が日本でもちらほら使用され出したのは江戸時代末期、洋服の活動性に目をつけて軍服がまず洋服化されましたが、一般人が西洋文化を受け入れるのに当時の政府もなかなか認めませんでした。
戦後は男女共に洋装となり、着物は一種の職業の人と様々な式事の時の礼服に使用される程度で、今では実際に所持している人は稀となりました。

 

日本人の生活が豊かとなるにつれ一人あたり着衣所持率も大幅にアップ、流行に買い、体系の変化に買い増しするうちに箪笥は衣類で一杯、いつか処分を考えたとしてもなかなか思い切りがつかず、やっと引っ越し時に塵として捨てるかどこかに引き取ってもらうか処分の検討をするようです。

 

そこで不用品としての処分方法ですが、中には一品一品買い取ってくれる所もありますがブランド品に限ります。
バック等と違って一度他人が着た衣類を、いくら洗濯後の物であっても着るのは抵抗があるからでしょう。
他にふぁ、不用品として目方で買ってくれる所もあります。

 

それらは選別されてウェスという雑巾代わりに使用するものと一部は洋品店、一部は輸出用になります。
幾ら一度着た物でも必要としている方も居ますのでそれなりに市場はあります。

 

他にはボランティア団体が収集していますので持ち込んであげれば喜ばれます。
着衣だけに全て現物見積もりとなりますので、ブランド物以外では売れることもないでしょう。

 

引っ越し不用品処分その4.書籍・古本の処分

引っ越し時に気が付くのが不要な本の多さです。
中には想いで多い参考書や小説・漫画と本棚や押入れにびっしりという経験は誰でもあります。

 

昔は専門の書籍棚に百貨辞典がある意味ステータスでしたが近年パソコンや電子辞書の発達で書籍の不用品ナンバーワンとなっています。
これらは、引っ越し前に思い切って全て不用品として処分すべきです。

 

書籍はリサイクル品として自治体が無料で引き取ってくれます。
小説、漫画、コミックは古本屋さんやブックセンターで引き取ってくれますがここで要注意事項があります。
ブックセンター等では本高価買取とかの宣伝文句を派手に謳っていますが、殆どが買い取ってくれません。

 

お気軽にお電話との文句に電話して自宅に買取りに来てもらっても、買ってくれるのは新しい本か保存状態がいい物に限り、表紙が汚れていたり破れていれば絶対引き取ってくれません。
幾ら状態が良くても1冊15円程度と思って下さい。

 

他の物は様々な理由をつけて、不用品として有料引取りと言い出す始末です。
本などは資源ごみとして自治体が引き取ってくれますから、業者の言いなりにならないで下さい。
彼等は本の側面、上面、下面を鑢で削り最近はブックセンターも以前ほどの勢いはありませんが、定価の4分の一から三分の一程度で売ります。

 

それでも人気有るレア物は高く売れます。
インターネットで買える物、買えない物が列記されていますので参考にはなるでしょう。
まだ現役の女優のヌード写真集は高値が期待できますので、引っ越し前に一度見積もりを取ってみましょう。

 

引っ越し不用品処分その5.CD・ビデオの処分

どの家庭でも必ず所有しているものに音関係のメディアと映像関係のメディアです。
これらも引っ越しの際にどうするか迷うものです。
音関係ではレコード、カセットテープ、CDとに分別されます。

 

レコードはSPレコード、EPレコード、LPレコードがありますが、全ての中に希少価値のあるマニア向けの物が混じっている可能性がありますので、自分で引き続き所持するもの以外は専門店で鑑定してもらうことも考えましょう。
カセットテープは市販物や自家録音の記念物やダビング物があります。
たまに8トラック物もある場合もあります。

 

映像関係となると、これはいかにも種類が多い。
静止画関連では写真関連、動画関連では35ミリフィルム、8ミリフィルムの時代が3世紀余続いたが1956にビデオレコーダーが発明された後目まぐるしい変遷を遂げ録画メディアもテープからDVDやメディア各社が発売したさまざまなメヂアも世に出ては消え現在ではブルーレイディスクを含む録画ディスクとハードディスク、SDカードに集約されているがこれからも何が出てくるか予想もつきません。

 

ここで思い切って引っ越し前に不用品として破棄するのは、耐久性のないテープ類でしょう。
ビデオテープはDVDにダビングして全て破棄するようです。
一般塵として捨てられますので早めに不用品として処分しましょう。

 

音楽用テープも同様です。
それらの録音機器、録画機器も今では旧式ですから、引っ越し時にリサイクルショップ等で早めに処分しましょう。
電話での見積もりができる商品は限られていますので気をつけて下さい。

 

引っ越し不用品処分その6.無料処分

今まで、引っ越しに伴う様々な不用品の処分方法を説明してきましたが、昨今の物が溢れている時代、まだまだ不要とされる物は幾らでもあります。
塵にはリサイクル可能な資源ごみとリサイクル不可の不燃ごみ、可燃ごみとに分別されます。

 

食器類は、陶器、磁器、漆器と種類も多くそれぞれで処理方法も違います。
陶器、磁器は燃えない塵に分別されますがリサイクルも可能ですので自治体の塵分別方法を参照にして下さい。

 

子供が大きくなるとそれまでの勉強机はサイズ的に使えなくなりますので、買い変える際引き取ってもらえる場合もありますが、余程高価なデスクを買わない限り期待薄です。
そこで引っ越し前に粗大塵として自治体に引き取ってもらうことになります。

 

整理箪笥も同じです。
それら粗大塵の引き取り料は自治体によって若干差がありますが、大体が200円から2000円です。
処分方法によって料金節約方法があります。

 

例えば燃える塵でも板一枚で長さが30センチ超えれば粗大塵になり30センチ未満なら燃える塵として出せます。
料金としては200円ですが真ん中で折ったり切ったりすれば無料です。
それを上手く使えば整理箪笥さえ無料で引き取ってもらえます。

 

ガラスも同じですから割ってしまえば無料、そのままでは有料です。
ガラスは割る事で危険な場合もありますので注意を要します。

 

布団は1枚なら無料、複数なら有料となりますので1枚づつ分けて捨てればいい訳です。
ともかく引っ越しとは労力と知力を使うものです。
それらの不用品処分の見積もりは自分ですることになります。